2007年12月06日

液晶の本を貸りて

私がC社に知り合いのコネで入社してから間もない頃(1970年頃)だったと思う。現在も常務で頑張っておられるが、当時の職場の先輩Wさんがある日私に一冊の本を貸してくれた。その本は液晶に関する技術解説書であったが、何故私に読むように言ったのかその時も今も分からない。これは自分の想像だが、いつも知識欲旺盛だった(と言えば聞こえは良いが、ただの野次馬根性)私に対して、いつか業務の上で必要になる時が来るからとの配慮からだったように思う。
しかし、液晶の本を読んでもチンプンカンプンだったし、こんな技術が何の役に立つのかさっぱり分からなかった事を覚えている。その後、液晶は電卓デジタル時計の表示部として普及し始め、IBM−PCが1982年に発売された直後の1983年には当時のコンパックが世界初のラップトップPCの表示部にモノクロではあったが大画面液晶を採用したのである。
その後の液晶技術の進歩は衆知の事であるのであえて触れないが、私に液晶の本を貸してくれたW先輩は当時から卓越した先見の明がある方でしたし、だからこそ今も超優良企業の会長の懐刀として活躍しておられるのだと思う。先輩が後輩を自発的に指導する風土は昔も今も代わっていないと思うが、C社を離れて約3年外から見ていると少し窮屈になって来たような気もする。
タグ:私の履歴書
posted by 生涯一エンジニア at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事仲間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/71329360
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック